🏦 北洋銀行 向け 信用創造収益シミュレーション

銀行は「YES」と言うだけで
いくら儲かるか?

南小樽病院 買収スキーム | MMT理論ベース試算 | 2026-07-17

▲2.21億
今日の損切り(1回限り)
+11.57億
15年間の元利回収(新規融資)
+1.57億
純利息収益(創造コストほぼゼロ)
🎭

01 建前と本音

銀行担当者が「本当に見ているもの」を整理する

建前

📋 事業計画書

「伯鳳会モデルで黒字化します」
「透析センターで収益改善します」

← これは稟議を通すための文書
銀行担当者はこれを義務として読むが、
意思決定の本質はここにない。

🔥 本音

💰 信用創造で何年で何億稼げるか

「この融資は15年間、毎月いくら回収できるか?」
「担当者として、10億の融資実績は出世につながるか?」

← これが本当の意思決定軸
銀行はお金を「貸す」のではなく、
信用創造して利息を稼ぐ機関。

🌀

02 MMT理論:銀行の「お金の作り方」

銀行は預金を貸しているのではない。融資した瞬間に新しいお金が生まれる。

Modern Monetary Theory(現代貨幣理論)

銀行が10億円を融資する時、どこかの預金が10億円減るのではない。
銀行の帳簿に「貸付金10億円(資産)」と「預金10億円(負債)」が同時に生まれる。

🏦
北洋銀行が決定
「10億融資します」と
一言言うだけ
✍️
帳簿に記入
貸付金 +10億
預金口座 +10億
(同時発生)
💴
10億が世に生まれる
既存の預金は
1円も減っていない
📈
毎月 利息が流入
15年間、元利金が
銀行の収益になる
💡
10億融資の実質コスト
約500万
準備預金率 0.05% × 10億 = 500万円のみ
(日銀への法定準備金)
💰
15年間の利息収益
1.57億
年利2%で元利均等返済の場合
純利息収入(元本除く)
🚀
信用創造ROI
31倍
1.57億 ÷ 500万 = 31.4倍
(準備金対比の収益倍率)
📐

03 数式による導出

10億円・15年・年利2%の元利均等返済を厳密に計算する

  • 1
    月利(r)を求める 年利2% ÷ 12ヶ月 = 0.1667%/月(r = 0.001667)
  • 2
    返済回数(n)を求める 15年 × 12ヶ月 = 180回(n = 180)
  • 3
    複利係数(1+r)ⁿ を計算する
    (1 + 0.001667)¹⁸⁰ = 1.3499
  • 4
    月額返済額(M)を求める:元利均等返済の公式
    M = P × r(1+r)ⁿ / ((1+r)ⁿ − 1)
    = 10億 × 0.001667 × 1.3499 / (1.3499 − 1)
    = 10億 × 0.002250 / 0.3499
    M = 6,430,000円 / 月(約643万円)
  • 5
    15年間の総受取額を計算する
    総受取額 = 643万 × 180回 = 11億5,740万円
  • 6
    純利息収益(銀行の実際の儲け)を計算する
    純利息 = 11.574億 − 10.000億 = 1.574億円
    = 信用創造コスト約500万円に対して 1.574億円の純益(ROI 約31倍)

📅 年間・月次の利息収入イメージ(前半)

第1年目
1,989万
利息収入(年間)
第5年目
1,643万
利息収入(年間)
第10年目
1,165万
利息収入(年間)
第15年目
128万
利息収入(年間)

※ 元利均等のため、返済が進むにつれ利息部分は減少・元金部分が増加

📊

04 北洋銀行の15年間 損益シミュレーション

過去実績・今回の損切り・将来収益を一覧で整理する

時期 項目 金額 説明
過去 13年 利息収入(5.21億 × 2% × 13年) +1.36億円 既に受取済み。確定利益。
今回 債権放棄(ヘアカット損) ▲2.21億円 5.21億 → 3.00億。一回限りの損失。
ここまでの小計 ▲0.85億円 まだ赤字だが……
今後 10年 既存3億ローン利息(3億 × 2% × 10年 単純) +0.60億円 鳳應会が引継ぎ返済
今後 15年 🔑 新規10億ローン 純利息収益 +1.57億円 信用創造コストほぼゼロ。純益。
今後 15年 新規10億ローン 元本回収 +10.00億円 創造した10億が元本として戻ってくる
💰 全体損益合計(元本返還含む) +11.12億円 過去利息込み、元本回収込み
📌 利息収益だけの純損益(元本除く) +1.32億円 1.36 − 2.21 + 0.60 + 1.57

💡 見方のポイント: 「元本の10億が戻ってくる」のは信用創造の返戻であり、銀行にとってのコストはゼロに近い(準備金のみ)。 したがって純粋な利益として見るべきは利息収益合計 +1.32億円 である。 これに加えて 10億という優良融資資産が15年間バランスシートに計上され、銀行の自己資本比率・融資実績の両方に貢献する。

🎛️

05 金利感応度:レートが上がるほど銀行はもっと得をする

交渉次第で金利が変わる。銀行の立場では「高い方が正義」

10億円・15年返済 金利別 純利息収益

1.5%
+1.17億
純損益 +0.92億
2.0%
+1.57億
純損益 +1.32億
2.5%
+1.98億
純損益 +1.73億
3.0%
+2.41億
純損益 +2.16億

※ 純損益 = 純利息収益 + 過去利息1.36億 + 既存3億利息0.60億 − ヘアカット2.21億

♟️

06 ゲーム理論:担当者個人にとっても「YES」が最善手

銀行組織の利益だけでなく、担当者個人のインセンティブも分析する

🧑‍💼 小樽中央支店 担当者

担当者個人の損得計算

YES(私的整理賛成)NO(拒否)
融資実績 10億の新規融資
✅ キャリア最大の実績
0円
❌ 実績なし
評価・ボーナス 支店目標に大きく貢献
✅ 昇進・昇給
現状維持 → 不良債権
❌ むしろ責任問題
2.21億の損 本店HQが承認する
✅ 担当者の責任ではない
5.21億が全損リスク
❌ 支店の責任
🏦 北洋銀行本部

本店の損得計算

YES(私的整理賛成)NO(放置)
回収額 3.00億(10年で)
✅ 確実回収
清算なら 1.38億
❌ 最悪ケース
新規収益 15年間 月643万入金
✅ 安定NII
収益ゼロ
地域信頼 「地域医療を救った銀行」
✅ 広報効果
病院倒産で批判
❌ 信頼失墜
♟️
ゲーム理論的結論:すべてのプレイヤーにとって「YES」が支配戦略(Dominant Strategy)

担当者個人・支店・本部のいずれにとっても、私的整理に賛成することが他のどの選択肢よりも優れた戦略。 これが「合意が取れやすい理由」であり、交渉で押すべきポイント。

✉️

07 銀行担当者への提示メッセージ(本音の言語)

数字だけで語る。建前の事業計画よりも、このシートを先に見せる。

今のまま放置すると(清算シナリオ)
回収額:1.38億円(元本5.21億の27%)
新規収益:ゼロ
担当者実績:不良債権の責任
私的整理に賛成すると(推奨シナリオ)
元本回収:3.00億円(10年)
新規利息:+1.57億円(15年)
担当者実績:10億融資の功績

🏦 北洋銀行へ ワンセンテンス・ピッチ

「2.21億を今日諦める代わりに、明日から15年間 毎月643万円が振り込まれます。」

▲2.21億
今日だけの損(1回)
643万/月
翌月から180回入金
+1.32億
利息収益の純損益

銀行は10億円を「貸す」のではなく、信用創造によって実質コストほぼゼロで生み出す
元本が戻ってくる以上、利息収益はすべて銀行の純益。
担当者にとっても10億融資は年間最大規模の実績となり、評価とボーナスに直結する。
これは銀行・担当者・地域、すべてにとって得をする取引である。

🔒 社外秘 | 鳳應会グループ 内部資料 | 2026-07-17