🆕 Scenario C | ヘアカットなし・まるごと乗せ

5.21億をヘアカットせず10億に乗せて
15.21億一本融資にした場合

銀行は損失を計上しなくていい。そして一番儲かる。

銀行の純損益 A案+1.046億 → B案+1.208億 → C案+3.768億
ヘアカット ゼロ
銀行は損失計上不要
+3.768億
銀行の純損益(最大)
稟議 最速
ただの「借換え」案件
🏆

01 3つのシナリオを並べて比べる

A案・B案・C案の銀行損益・月払い・ヘアカットを一覧

A案(現行)
2本立て
3億(10yr)+10億(15yr)
+1.046億
銀行の純損益
月払:前10年 920万
後5年 644万
ヘアカット:▲2.21億
損失計上が必要
B案(前ページ)
13億一本化
(15yr)
+1.208億
銀行の純損益
月払:837万(一定)

ヘアカット:▲2.21億
損失計上が必要
✨ C案(今回提案)
15.21億一本化
(15yr・ヘアカットなし)
+3.768億
銀行の純損益(最大)
月払:979万(一定)

ヘアカット:ゼロ!
損失計上 一切不要

🥇 C案が銀行にとって最も有利な理由

▲0円
ヘアカット損失
(A・B案は▲2.21億)
+2.408億
15年間の純利息
(A案1.896億・B案2.058億より多い)
+3.768億
純損益合計
B案の3.1倍
🏦

02 銀行の稟議が一番通りやすい理由

C案は社内的に「ただの借換え」。損失計上が不要なので審査が別物

❌ A案・B案の銀行内部の壁

😰
ヘアカット(▲2.21億)は「債権放棄」として損失計上が必要
📋
本店の「不良債権処理委員会」レベルの審査が必要
稟議に3〜6ヶ月かかる可能性
😓
担当者にとって「損失案件を通した人」という評価リスク

✅ C案が圧倒的にシンプルな理由

😊
損失計上ゼロ。社内的には「借換え・スポンサー付き再融資」
📋
通常の新規融資審査と同じプロセスで処理できる
稟議期間が大幅短縮。1〜2ヶ月で完結の可能性
🏆
担当者にとって「15.21億の大型融資を通した人」という実績
💡 本質: 銀行の担当者は「損失を計上する稟議」を通すのと「新規大型融資を実行する稟議」を通すのでは、 後者の方が圧倒的に楽で評価も上がる。 C案は「不良債権の後始末」ではなく「優良新規先への大型融資」として処理できる。 これがC案最大の戦略的メリットである。
📐

03 数式による導出

15.21億・15年・年利2%の元利均等返済を厳密に計算

1
元本を確定する 既存5.21億(ヘアカットなし・まるごと引継ぎ)+新規10億 = 15.21億円
2
月利・回数 r = 2% ÷ 12 = 0.001667  n = 15年 × 12 = 180回
3
複利係数
(1 + 0.001667)¹⁸⁰ = 1.3499
4
月額返済額(元利均等)
M = 15.21億 × 0.001667 × 1.3499 / (1.3499 − 1)
M = 15.21億 × 0.006430
M = 9,790,000円 / 月(979万円)
5
総受取・純利息
総受取 = 979万 × 180 = 17億6,220万円(17.622億)
純利息 = 17.622 − 15.21 = 2.412億円
6
銀行の純損益合計
純損益 = 過去利息1.36億 + 新規利息2.412億 − ヘアカット0
= +3.772億円
📊

04 北洋銀行 15年間 損益(C案)

ヘアカットがないため、損益表がシンプルで美しい

時期項目金額備考
過去13年 利息収入(5.21億×2%×13年) +1.36億 既受取済み
今回 ヘアカット損失 ゼロ! ← C案最大の特徴
今後15年 15.21億ローン 純利息収益 +2.412億 979万×180回の利息部分
今後15年 15.21億ローン 元本回収 +15.21億 信用創造した15.21億が回収
🏆 北洋銀行 純損益合計(利息ベース) +3.772億円 A案の3.6倍・B案の3.1倍
⚖️

05 3案の完全トレードオフ比較

銀行・鳳應会それぞれの立場での損得を整理する

比較項目 A案
2本立て
B案
13億一本化
C案
15.21億一本化
銀行の純損益 +1.046億 +1.208億 +3.772億 ★
銀行のヘアカット損失 ▲2.21億 ▲2.21億 ゼロ ★
銀行の稟議難易度 難しい
(損失処理委員会)
難しい
(損失処理委員会)
易しい ★
(通常新規融資)
担当者の評価 10億融資実績 13億融資実績 15.21億融資実績 ★
鳳應会の月払い 920万(前10年) 837万(一定)★ 979万(一定)
鳳應会の総支払利息 1.896億 2.058億 2.412億
鳳應会にとっての意味 2.21億得する
(銀行が損切り)
月払いが最安
キャッシュフロー◎
追加0.354億払うが
取引がスムーズ
総合評価 △ 銀行が渋る ○ バランス型 ◎ 銀行が喜んでYES ★
⚠️ 鳳應会の視点での注意: C案では鳳應会はB案に比べて月額142万多く払い、総利息も0.354億多くなる。 しかし「銀行が圧倒的にYESと言いやすい」という取引コスト(時間・交渉労力)の節約は非常に大きい。 特に本案件ではスピードが命(院長73歳、他の買い手候補が現れる前に決める)であり、 交渉期間を3〜4ヶ月短縮できるC案のメリットは金銭換算以上の価値がある。
🎛️

06 C案 金利感応度

15.21億・15年 金利を変えたシミュレーション

15.21億・15年 金利別シミュレーション(ヘアカットなし)

1.5%
月944万
総利息 1.785億
純損益 +3.145億
2.0%
月979万
総利息 2.408億
純損益 +3.768億
2.5%
月1,014万
総利息 3.045億
純損益 +4.405億
3.0%
月1,050万
総利息 3.697億
純損益 +5.057億

※ 純損益 = 過去利息1.36億 + 新規利息 − ヘアカット0

🏦 北洋銀行への C案 ワンセンテンス・ピッチ

「損失は1円も出しません。5.21億をそのまま引き継いで、10億追加してください。」
ヘアカット 0
損失計上なし
稟議が通常審査
月979万
翌月から180回
元利均等で入金
+3.77億
15年間の純損益
(B案の3.1倍)

銀行内部では「不良債権の損切り」ではなく「優良スポンサー付き大型再融資案件」として処理できる。
担当者は15.21億という年間最大規模の融資実績を手に入れる。
ヘアカットがない分、鳳應会の月払いは142万増えるが、取引スピードと確実性が格段に上がる。
「C案は銀行が最も喜んでYESと言える構造」 — これが戦略的に最も重要な事実である。

🔒 社外秘 | 鳳應会グループ 内部資料 | 2026-07-17